2008年5月30日金曜日

映画っつーか、何つーか

『ブリッジ』(2007年)
先進国でも有数の自殺大国・日本。その中でも有数の自殺の名所・青樹ヶ原樹海に定点カメラを置くようなドキュメンタリーとでもいいましょうか。米国のゴールデンゲートブリッジも米国有数の自殺の名所。そこに定点カメラを1年間設置し、自殺を決行する瞬間と、自殺者の遺族や友人、自殺に失敗した本人へのインタビューで本作は構成される。
映像は淡々と進んでいく。まるで自殺が自分(や自分の属する社会)とは別のところで行われているかのよう。監督の意図は「自殺という問題の問題提起」だったようなので、世間の注目を集めるという意味では成功したんだと思う。
でも、何でしょう。この消化しやすい鑑賞後の感じは。この映画を通じて、想像を超えるような何かを得ることが出来たであろうか…(ま、俺の問題か)。

2008年5月25日日曜日

飴色

祖母から大量の玉葱が送られてきてから、はや数週間。
生後1年経った赤ん坊の頭よりも大きなブツがゴロゴロと…。
間違いなく使い切れずに腐らせてしまうであろう玉葱を救済すべく、飴色になるまで炒めて、冷凍保存の術。(半分は晩御飯のオニオングラタンスープ用)
サラダボウル山盛りの玉葱も…

みるみるうちに…


炒めてみると、その縮小率と反比例する旨味に改めて感動。

さて、6月6日は、

と、breakthroughですな。

2008年5月18日日曜日

inBUSINESSにて


良い写真だなぁ(自己満足)。この日の仁さんのDJは神憑っていた気がする。

inBUSINESSに行く前に、有楽町イトシアで映画"ノーカントリー"(原題:"No Country for Old Men")を鑑賞。
町山智浩氏の解説を読んで、原題と映画の繋がりを理解。
「この映画のキーワードは『偶然性』かなぁ」というのが感想。
偶然による不条理を受け入れ、生きていかなければならない、と。

2008年5月12日月曜日

キチガイジミタコノオト

全国4000万のFrozen Explosionフリークの皆さん、こんばんは。
ニュースです。
個人的にも吃驚しました。

B-Boy Record以前の、Frozen Explosionの音源がありまんた。Freddy Freshの本(2nd.Edition)にも載ってませんぜよ。

B-Boy Recordからのアルバム"Frozen Explosion"は1987-1988年の音源のようですが、こちらは、それより遡ること約2年の1986年モノ。
メインの"Sucker Bump"は置いておいて、B面(写真)の"Bonus Beats"に、狂った音響空間の片鱗が感じられるShitとなっております。
で、クレジットをよく読むと、この頃のFrozen Explosionのメンバーは、Milo Gralnick、Larry Cheatham、Dave Reevesの三名だったようです。(後のアルバムでは、Larry CheathamはThanks to欄に)

以上、たぶん、ホント、どうでもいい話でした。

あ、先ほど、KOR-1から連絡がありましたが、14日水曜日の18時から1時間、渋谷FMで生MIXをかますそうです。電波の届く方は、是非!!

2008年5月11日日曜日

日本盤を待ちきれず(追記有)

"Rising Down"The Roots
日本盤がもう少しで出るってのに、我慢できずに購入してしまいました。恐ろしい程、どの曲もカコイイ。そして、物凄く音のエッジが立ってる。ベストな音響空間で体感したいです。





"Rising up" feat Chrisette Michelle & Wale

"Get Busy" feat Dice Raw & Peedi Peedi


そういえば、?uestloveやJames Poyser、Rich Nicholsの手がけたAl Greenの新作"Lay It Down"が、ようやく、ようやく発売されるようですね。バンザーイ!!
?uesto and the illadelphonics Recording with Al Green

詳細は最新号のwaxpoeticsにも、Alや?uestlove、James Poyser、Rich Nicholsのインタビューが掲載されております。
この号も異常に内容が濃ゆい号となっております。英語の読解力が落ちてきた自分が悲しくなります。

(追記)
75 Bars (Black's Reconstruction)
http://jp.youtube.com/watch?v=XBq3dZwQD-A&feature=related
この曲もPVあるのね…

2008年5月6日火曜日

連休最終日


あまりに天気が良かったので、家でゴロゴロしているのは勿体無いと思い、散歩。
気になっているレストラン『ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ』でランチでも食べて帰ろうかと思い、国立新美術館へ。
特に興味はない『モディリアーニ展』をダラダラ観たり、割と興味がある『アーティスト・ファイル 2008―現代の作家たち』を鑑賞して刺激を受ける。
特に佐伯洋江さんという作家の作品は印象的でした。
美術館の紹介によると、
『1978年生まれ。佐伯洋江の作品は、白いケント紙の上に、サンドペーパーで先を細く研いだシャープペンシルを主な画材として描かれています。余白を広く取った真っ白な画面の上に、花や蝶、キノコなどの動植物、アクセサリーや靴、グラスなどの小物から城や海のような風景まで、様々なモティーフが変幻自在に、細かく繊細な筆致で描きこまれています。日本の伝統的な花鳥風月を連想させるとともに、全体と細部とが等価に共存している画面は、これまでにない新しい空間感覚をたたえています。』
とのこと。非常にシャープで、色使いも面白い、新しい水墨画のような雰囲気。
カタログ、欲しかったなぁ(個別の作家のカタログは販売しておらず)
作品はこちらでも観られます
その後も館内をうろついたり、図書館でしばし立ち読みしたり(『任意の点P』とか、人目を忘れて没頭)。
で、かのレストランですが、気づいたらランチタイム、終わってやんの。

その後、青山霊園→表参道→渋谷とお散歩し、駅前のTSUTAYAで本を買って帰宅。

2008年5月5日月曜日

内見

不動産屋さんの紹介物件を内見しに行ってきました。人生で二回目。
結論からいうと「イマイチ」。
不動産業を営む高校の友人のアドバイスを聞きながら、もう少し長いスパンで計画を練ることにします。
新宿の某不動産屋さん、ありがとうございました。

2008年5月4日日曜日

どこまで実話なんですか…

ま、GWなんて、外出したって行列だらけで疲れるだけなんで、人が少ないところに移動する計画が無い場合はそそくさと諦めて、都内でやんわり過ごすのが一番だと思います。
思いっきり海外とか行っちゃって、現実の生活に戻ってこられないリスク a.k.a『五月病』もありますし…

『ラストキング・オブ・スコットランド』(2007年)
フォレスト・ウィテカーの顔に魅せられて、借りてしまいました。
1970年代にウガンダであった30万人近い虐殺を行ったイディ・アミン大統領(当時)と彼の主治医ニコラス・ギャリガンの物語。
Amazonのストーリー紹介には『スコットランドの医学校を卒業したニコラス・ギャリガンは、高い志を胸にウガンダのムガンボ村にある診療所へとやって来た。』なんて書いてありますが、私はそうは思いません。そもそも行き先をウガンダに決めたのは地球儀回して指差した所だし(1回目は「カナダ」を指したけどやり直す始末)、診療所に行くまでのバスでナンパしてセックス、診療所の人妻を即行で誘惑しているし…完全なる(根性の座った)ドラ息子でしょ。命を助けることにはひたむきでしたが…(もはや過去形)
そして、権力を掌握した途端に腐敗が始まる、典型的なダメ独裁者のアミン大統領。
ギャリガンが最後にアミンに向かって、
「あんたはまるで子供だ。だからかえってものすごく恐ろしくなるんだ」
と言うシーンがありますが、ホント、権力というものは使い方を間違えると恐ろしいことになることを、改めて考えさせられます。たった一人の大統領の意思決定でン十万人て殺されちゃうんですよ。しかも、これって近過去の話しだし…あぁ、怖い。

昔、こんな映画ありましたね…
『食人大統領アミン』
小生、観た事無いですが、前述の映画で、第3の妻の不貞行為の見せしめに手と足を取り替えてくっつける蛮行(現地の文明では蛮行とは思ってないかも知れませんが)をする辺りからすると、まんざら大げさでないのかも?ま、調べてみないと分かりませんが(諸説有る模様)。

何にせよ、食人文化が現在無い国に生まれて良かった…