2008年11月29日土曜日

ジャンルの細分化


音楽ジャンルの細分化が進むにつれて、ジャンル内での専門性が高まる一方で、ジャンルを跨いで音楽を聴くことって少なくなるのかなぁ、みたいな話。
人生における時間の使い方って話にも通じるのかも。
無理してジャンルを跨ぐ必要はないし。でも、自分の知らないジャンルにも面白い音楽がたくさんあったりするし。

『砕け散るジャンルの鉄格子』(Mummy-D)
『全てをひとつにするべく立ち上がるジャンヌダルク、熱さ分からせるジャンル無く』(Comachi)
とか、ふと想起。

そんなこんなタイミングで、クリハラさんにClub IKSPIARIで行われたBreathmarkとDr.Echo-logicのリリースライブにお誘い頂く。Mute Beatの名前だけしか知らないアタクシには、『普段接していない音楽との出会い』とのドキドキ感が(あと、Club IKSPIARI初体験)。『PIANO×DUB』というアルバムのタイトル通りのライブ。朝本氏のピアノにパーカスやドラム、デスクトップ音源、最後に屋敷氏のドラムスと松永氏のベースが重ねられていく。初めて食べた食材よろしく、なんとも形容し難い。
続いてBreath Markのライブ。二羽高次氏の歌詞と歌が独特で非常に面白かったなぁ。(後ろに座っていた女性は、違う意味でツボに入っていた模様)

その後の地どり屋@幡ヶ谷での晩御飯は非常に美味しかったです。

2008年11月24日月曜日

河口湖


富士山を望む部屋から。

河口湖畔にて。

久保田一竹美術館近くの「もみじの回廊」にて。

(テツ達のAnalog★cyndicate、行ってみたかったなぁ。)
帰宅途中、タエちゃんに牡蠣と鮟鱇鍋をご馳走になったり、翌早朝から麻雀したり、パルテノペで晩御飯食べたり…濃ゆい連休だったなぁ。

2008年11月17日月曜日

ストック→熟成

『スパークする思考 右脳発想の独創力 』内田和成著(2008年)
経済学者ヨゼフ・シュンペーターは「イノベーションは既存の生産要素の全く新しい結合である。」と喝破し、アメリカ広告業界でも有名なジェームズ・ヤングも「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせである。」と述べている。俺もそう思う。
しかし、そもそも組み合わせるにも、その組み合わせる要素を認識していなかったり、その要素間に似たような構造を見出せなければ、組み合わせることができないわけで。
で、本作品。前述のヤング氏の作品でいうところの第一段階(資料集め)~第三段階(孵化段階)に、分量が多く割かれていると思われる。つまり、組み合わせる要素を「なんとなく、無理しないで」アンテナを張って集めること。
そして、その要素をなんとなく気に留めつつ、普段の生活の中の問題意識や興味から、要素間に繋がりを見出し、アイデアを生み出す。つまり、閃く。つまり、スパークする。

この本を「良いなぁ」と思う部分として、「う~ん、う~ん」とアイデアを捻り出すというよりも、自然体でふとしたときにアイデアが閃くことを指南しているところかと。

アイデアをつくる、ということを体系的にまとめている(かつ、読みやすい)点では、ヤング氏の『アイデアのつくり方』の方が好きだけど、実際どう取り組むかという視点で非常に参考になりました。

やっぱねぇ、多様なインプットがないとアイデアは浮かびませんよ。

2008年11月3日月曜日

山梨へ


高校の同期野郎6名で山梨へ温泉旅行。
日本酒や焼酎に精通している輩が多いため、持参してくる酒も非常に美味しいものばかり(私は無知)。
肴は近況報告と結婚話。

年齢を重ねるにつれて、こういう仲間と時間の大切さを再認識。
(といいつつ、一番最初に酔いつぶれる)

それにしても、宿の布団、薄かったなぁ…

追記;
帰りの勝沼ぶどう郷駅でユミコ夫妻と遭遇。お互い同じワイナリーにいた模様。
ともすると、風呂まで一緒だったかも。すごい偶然だ。

飲んだ酒メモ
・会津喜多方 笹正宗(純米吟醸):生酒、非常に飲みやすい。
・はちまん ろかせず(芋焼酎):濃厚な芋の香。お湯割りが最高に美味。

2008年11月1日土曜日

インターフェイス


ある夜、2年半愛用していたiPod nano(初代)の液晶画面が割れていた(お尻のポケットに入れていて、尻圧による事故)。

音楽再生は可能だが、選曲は不可能。実質的にはiPod Shuffle。
音楽のない生活は慣れないので、ストレスが溜まっていった。

そんなある日の夜、クリハラさん家でiPhoneを弄らせてもらった(メインはウイイレ)。
直感的な動作・インターフェイスに感銘を受け、翌日即座にiPod touch(第2世代)を購入。

まだ使いこなせてはいませんが、こいつぁ完全なる『凄いおもちゃ』!
私の携帯電話に搭載されているタッチパネルとは似て非なるインターフェイス。
もうね、明らかなセンスの違いとセンスの具現化を感じるわけですよ。

こんな『おもちゃ』が幼少の頃からある世代と、こういった『おもちゃ』に慣れていない世代では、確実に「直感的なインターフェイス」の意味が変わってきますね。
いや~凄いよ~ホント。

それにしても、B&Oのイヤフォン、iPodとの相性悪いなぁ。音が薄すぎる…。