2010年3月10日水曜日

この気持ちを忘れないうちに。

USTREAMでの音楽体験(DJ SARASA@KICKS LABとL?K?O@DOMMUNE、あとLAN@自宅ね)、というか『半端なき音楽体験』が何よりの休日の癒しとなりました。今日の七尾旅人のライブ@DOMMUNE、やけのはらのDJも凄そう(だけど、タスクがあるから断念)。
(ますます自分のDJの非力さを痛感。がんばんべ。)
2010年の、このタイミングでこの音楽体験をUSTREAMを通じて味わえたということは、非常に意義深いことだとなぁ、と。
インターネットでの音楽配信なんて、相当古くからありましたが、既存のハードを使いこなせるユーザーが増えたこと、ハードに対するソフト(アプリ然り、コンテンツ然り)が充実してきたことが相まって、そしてtwitterやUSTREAMの普及のタイミングも相まって、とてつもない変化がとてつもない影響力で起こっている気がしました。直感ベースでだけど、この「未来が何か変わっちゃうかも?」っていうワクワク感は相当久しぶりだったなぁ。
(ここでもiPhoneというツールが相当寄与しているのも事実かと)

DJ SARASAって某所の合同新年会でオオマエさんに紹介していただいたあの娘だよね、きっと。
阿修羅像みたいに華奢なスタイルなのに、超骨太なプレイ、完全に虜になりました。はっきり言うぜ、『超カッコイイ!!』
(waxpoeticsのDJ SARASA blogにトチオリが映ってるw)

KOR-1に確認したところ、L?K?O氏と5月にBed Makingで再び一緒にDJするとのこと。(G.RINAさんもやるのかな?)
こりゃ、行くだろ。

さて、ここで一考。
USTREAMで糞dopeなDJを披露して、全世界の聴衆をロックできる今、クラブやバーでDJすることの意味とは?優位性とは?
一体感?USTREAMでも私は他のフォロワーのTLを見たりしながら一体感は感じたから、答えではないなぁ。(いとうせいこう氏曰く「これはもう空間とか超越したフェス」)
考え中、考え中、考え中…

2010年3月6日土曜日

32016 a.k.a. UMEちゃんバー 三周年


EIJIさんのDJに4光年先まで飛ばされた、っていう土曜日が最後。

前日は旅行から帰って家事諸々してたら、がっつりと転寝。起きると32時。sh*t。
breakthroughに行きそびれる。(仁さん、すいません)

かねてからsecondhand sureshots鑑賞会をしよう、ということで1ヶ月前からAmazonで発注するも、鑑賞会当日になっても届かず。
所用で渋谷に行ったので、Amazonの発注分はキャンセルし、HMVで購入。
昼飯は地元『じゃじゃおいけん』で。
確かに美味い。ただ味付けの自由度が高い分、店主が望んだ味になっているのかは疑問が残る。でも、こういうお店が近所にあるのはありがたい。
自宅に戻り、友人から引越祝で頂いたDVD+HDDプレイヤーを接続。これでようやくTSUTAYAと仲良しになれる。

夜、マキさん夫妻宅にてsecondhand sureshots鑑賞会。鍋(食べたこと無い味。でも美味しい)を頂きながら、唐揚げ(ジューシーな仕上がり)頂きながら、ビール頂きながら、焼酎頂きながら、鑑賞に備える。BGMはMayer Hawthorneのお蔵入りドSoulなMix CD(最高)。お腹もふくれてきた頃に鑑賞会スタート。が、淡々と、そしてあっさりと映像は進み、サクッと終了(あまりの「淡々さ」に途中居眠りw)。おまけ映像には字幕無しみたい。
期待値上げすると良くない好例。あまりのゆったりバイブスにウトウト。。。

気分を入れ替え、お世話になっている32016へ開店3周年のお祝いに。3年かぁ、時が経つのは早いなぁ。
このお店の音楽的な屋台骨を支える面々が暖かさ溢れるプレイで祝福。3周年パーティ二日目とはいえ、初日は昼過ぎまで続いたそうな。(タフすぎる。。。)
で、本文の冒頭の話に。この感動は、結構なトラウマです。

2010年3月5日金曜日

高野山(二日目)

朝5時過ぎに起きて、朝風呂。6時から、福智院の朝のお務めに備える。
お務めが始まると、小一時間、読経、焼香と説法。密教文化に触れる。
お務めが終わると、本堂の戸が開けられ、愛染庭を間近に見ることができる(写真撮れたのかな)。本堂から眺める庭も趣があって良い感じ。
部屋で朝食を頂き、しばし蓬莱遊仙庭を眺めながらホゲを小一時間。

荷物をまとめ(花粉症対策をして)チェックアウトをし、いざ奥の院へ。

途中、清高稲荷大明神に寄り道。幾つもの鳥居を抜けると、静かな稲荷社が。ここも良かったなぁ。

で、程なくして奥の院の入り口となる一の橋に到着。ここからはひたすら杉林と墓所が続く。
この日は雨上がり直後の晴れ間だったこともあって(かつ平日の午前中)、空気が澄んでいて人がいなくて物静か。
弘法大師御廟まで、小一時間近く、この静かな道を歩く。

途中に、有名な武将の墓所だったり、現存する有名企業の墓所だったりがあり非常に多くあり、この高野山が如何に尊ばれているかを目の当たりにする(いや、ホントいっぱいあんだって。ご参考)。
ここからがこの旅で感じた本質ですが、まだ車も電車も無い時代に、この山奥に、これだけたくさんの武将が、この地にお墓を設けたっていうことは、弘法大師に対する尊敬の裏返しなわけで、弘法大師ってどんだけすげぇんだよっ?!っていう…(勉強不足)
しかも、今も尚、その教えを後世に残して行くシステムが存在している訳で。いやぁ、宗教って凄いね(いろんな意味で)。
割とライトな気持ちの社会科見学のつもりが、大怪我ですよ、これは。お邪魔して、すいません、ホント。

と、メンタルにダメージを負いながら、Tシャツの汗を感じつつ、弘法大師御廟手前に到着。
御廟橋以降は撮影禁止なため、写真はとれませんでしたが、空気はますます張りつめて、ますます澄んでる感じ(怖いくらい)。
燈篭堂を見学し(その名の通り、多数の燈篭が天井一面にびっしりと並べられ、暖かく、荘厳な雰囲気を醸してた)、最深部に祀られている弘法大師の御廟を見学。ただ、森の中に佇んでいるだけなのに重厚な雰囲気。高野山の信仰の心臓部故、それもそのはず。
一通り見学を済ませ、下山(山じゃないけど、それくらいのスケール)。
行きとは異なる道で下山したんだけど、そこにも有名企業の墓所が多数。改めて、高野山の、弘法大師の偉大さを認識。

お土産を買って、(高野山を)下山。新大阪までの道のりは、行きよりも時間がかかったような気がするのはなんでだろ?
予約してた便を早めて、18時過ぎ帰宅。
晩御飯食べて転寝してたら、breakthroughを寝過ごし、翌朝9時に健やかに起床。行きたかったなぁ。

(高野山へ行かれる方へ)
少なくとも、2日間有効の高野山の寺院の共通チケット1500円は、かなりお得なので、それを使われることをお奨めします。どこに売っているか、私には分かりにくかったので、高野山駅に着いたら、早速、金剛峯寺に向かって、こちらで購入されると良いかと。
バスの1dayチケット800円は、1日で全部回りたい人にはお奨め(でも、全部歩けるっちゃぁ歩ける距離)。

2010年3月4日木曜日

鍋〜高野山(初日)

静岡の実業家ヒロコが上京中ということで、ヤスコと我が家で鍋。
一足先にヤスコと飲みながら鍋や肴の準備を、酒飲みながら始めたのが運の尽き。料理が先に進まないw
ということで、22時前にようやく準備完了(と同時にヒロコ到着)。
結構良いマグロのトロが手に入ったので、ねぎま鍋に。(そのまま喰っても美味いけどネ)
みんな腹ぺこ。空腹は最高のスパイスです。(でも、トロは半生ぐらいが良いよね。喋りに気を取られて煮すぎてしまった。)
気づくと27時前。俺、数時間後に新幹線乗らなきゃ、なんだけど。と、みんな就寝。

まだ顔が赤らんでいる中、起床し、みんなとはお別れ。
ギリギリ8時に品川駅の新幹線に間に合い、いざ高野山へ。
新大阪〜なんば(御堂筋線)まではスムースに行くも、南海なんばでの乗り換えに手こずり、見事1時間の足止め。
南海なんば〜極楽橋までの道のり、駅が進むにつれて山奥をすすむ登山電車に。周りの景色は山山山。
1時間半ほどで終点の高野山の一つ手前の極楽橋駅到着。

ここからは、徒歩で1時間弱かけて高野山の女人堂まで歩くか、接続されているケーブルカーで昇るか。(むろん、おっさんは後者)
駅前からバスに乗り大門へ。この日は金剛峯寺を境に西側、大門〜種々の小さな院〜壇上伽藍高野山霊宝館金剛峯寺を巡る。

(写真は壇上伽藍、御影堂らへんかな)
平日の来訪ということで、人が全くいない。観光客もたまぁに見かける程度。
密教の聖地ということで、静かな方が趣がありますね。どの院や館に行っても静かだし、人の流れに邪魔されること無く、心行くまで鑑賞出来る訳で。良い良い。
白眉は高野山霊宝館と金剛峯寺の庭だったかな。
前者は、各菩薩像、各明王像が静かな館内で物凄い迫力で存在している訳で。あまりの迫力に腰が抜けそうになったよ、ホント。
なんやかんやと3〜4時間歩き回り、宿である福智院へ。
作庭家・重森三玲氏のデザインによる3庭園で有名な宿坊。庭に面した個室を手配して、独りホゲる。ここらへんから、周囲の大量の杉からくる杉花粉に悩まされる。季節を間違えたね、絶対。。
晩御飯の精進料理を頂き(梅肉の天ぷら、美味かったなぁ)、夜20時からの写経に備える。
写経は薄く印刷された般若心経を、筆ペンでなぞる、というもの。まぁ、テキトーにやれば、30分くらいで終わるだろうけど、ここは一文字一文字集中して、丁寧に書いてみる。1時間弱、筆ペンの筆先のまとまらなさ(と花粉症による鼻水)と戦いながら、なんとか書き上げる。静かに黙々とペン習字するのは久しぶりで、終わると何だか穏やかに。
部屋にもどって、転寝して一日目終了。