2006年8月25日金曜日

夏休みだもんね。

義務教育なお子様たちはもうすぐ始業式だけど、私、後期は10月からだし。いいじゃん、休んだって。CD聞いたり、映画観たり、本読んだり、研究室に行ったり、論文読んだり、先行研究調査したり…そういえば、今年最初の花火は野郎20人くらいと「ウガーーーーーーッ!!」とか言いながら半ばヤケクソになったっけ。

まだ夏らしい夏は私には訪れていないようです。あ、バーベキュー2回やったか。

『J Dilla "The Shining"』
ひとたび車のCDプレイヤーに挿入すれば、もうそこは潜水艇。あぁあぁあぁあぁ、ぎぃもぉぢぃいぃ~(扇風機に向かって話しかけるイメージで)。
特に"Won't Do"。水深数千メートルにブクブクブクブク…。

続く"Jay Loves Japan"もどんなものになるのか…。
というか飲酒運転に激太りと「わかってらっしゃる」話題に事欠かないD'angeloの近況も伺えて良かった良かった(6曲目"So Far To Go"にて)。


『機動警察パトレイバー2 the Movie』
小学生の頃、夢中になって読み漁っていた「機動警察パトレイバー」の劇場版第2作目(1993年の作品)。この作品を封切り当時に観ていたら、この映画の素晴らしさに気付けいただろうか。レイバーたちのチャンバラを期待して映画館に足を運び、その期待を裏切られガッカリと帰途に着いていたに違いない。

しかし、2006年の今の時点でこの作品を観ると、実に示唆に富んでいることが分かる。それくらい普遍的なテーマを扱っていたことに気付かされる。特にハッとさせられたのは「戦争と平和」に関して。

作品中、「正義の戦争」と「不正義の平和」という二つの選択肢を与えられ、前者を否定し、後者を選択する。権力は腐敗する。それは常だ。結果的に「不正義の平和」になることもままあるだろう。しかし、真の意味で選択肢は2つしかないわけではないはずだ。正義でも不正義でもない「平和」とは何なのか。61回目の終戦記念日から10日が経った今日、もう一度(ぼんやりと)考えてみるとするか。


『Terminal』スティーブン・スピルバーグ監督、2004年の作品。なんとなくダラ観。

もうファンタジーの世界。舞台設定、登場人物のキャラクター等、非日常過ぎるっ。でも、暖まります、心が。

これたぶん、映画館に恋人と観に行ったら、その夜は盛り上がっちゃうんじゃないの、と(うっかり)想像をめぐらせる20云歳、独り身の夏。

あぁ~、夏だねぇ。

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