2008年1月27日日曜日

鍋、鍋。

【金曜日】
後輩と『チャムナム家』@大久保で食事。
いろいろと真面目な話をした気がする(開始数分だけ)。
キムチやナムルを始め様々な肴がサービスで出てくる。トッポッギ、海鮮チヂミ、カムジャタン、ユッケ、マッコルリくらいしか頼んでいない。
しかし、サービスの肴は上記の品数より多い。特に玉子チムが激美味しい。(頼んだ覚え無いんだよなぁ。サービスだったのかな)

店を切り盛りする女将さん(オムニ)もナイスガイ。気の合うお客さんとはバンバン写真撮影。
店内にはその写真がたくさん貼られていて、亜空間を演出している。
胃がはち切れそうになるくらい食べて、腹ごなしに新宿まで徒歩移動。
クリハラさん家でウイイレして、Breakthrough Annex@Harlemへ。
Grooveman Spot氏のかけたD'Angeloでテンションが上がる。
帰りしな、ルームに立ち寄るとトミーに絡まれる。正確に言うと噛まれる。
昔の自分を思い出しました。

【土曜日】
『鬼亭』@渋谷で新年会。
「焼肉食べたい」という要望と「鍋食べたい」という要望を、同時に実現。
つくねを始め焼き物はどれも美味しいんだけど、事前予約制の鬼亭鍋は前回食べられなかったので、
今回は満を持してのオーダー。
ご主人が自ら目の前で調理してくれる。
鶏肉をごま油(らしきもの)で軽く焼き、ネギ、ショウガ、ニンニク、松の実とごま油を加えて再度焼く。
その後、特製の辛味スープと野菜を加えて、煮込み待ち。
これがめちゃめちゃ美味しい。程よい辛さと香ばしさ。そして、量も半端ない。
1人前で2人前くらいある。うどんまで食べて、満腹死。
(今回も香草つくね、品切れで食べられなかった…)

その後、家が近い友人と池袋で二次会。
牛乳に黒蜜足しただけな飲み物を出されるが、これも非常に美味しい。
翌日、黒蜜と牛乳を買いに行くことを誓う。
てか、またKOOTS GREEN TEA行けばいいのか。

2008年1月12日土曜日

温泉旅館での過ごし方

東京駅地下の大丸で、お酒をしこたま買い込んで、いざ猿ケ京温泉へ。
上毛高原駅に降りてみると、激寒ぃ。
周りは女同士の意味深旅行客がチラホラと。

今回宿泊した『生寿苑』では、風呂→酒/ゲーム→食事→風呂のワンループ。
人数が9人の大所帯だったおかげで、
カードゲーム『お邪魔者』で大いに盛り上がる。
負けたら顔ペンで顔に落書き。女性といえど容赦なし。
風呂入ったり、ゲームしたりで朝五時まで。
もちろん朝食に起きられない。(晩御飯美味しかったから、少し後悔)

朝起きると雪が降っていた。

なんかいい感じ。

帰りは月夜野びーどろパークでガラス細工を体験して帰京。
(宿に折り畳み傘を忘れた…)
また一晩中カードゲームしたいなぁ。

2008年1月9日水曜日

『アルバム』の立ち位置(追記あり)

携帯電話市場における音楽配信市場に関して、以前驚いたことがありました。
また、Sound of BlacknessやCISCOの店舗閉店にも、「レコード市場、というか音楽市場って大変なんだなぁ。」とか思ったっけ(渋谷再開発の噂もありますが)。須永辰緒氏もGROOVE(Autumn 2007, 56頁)で、実店舗の減少とネット店舗の増加を指摘してますが、世界的な趨勢のようです。

もう少しマクロに考えて、日本の音楽市場の市況ってどうなってんだろうなぁと思い、日本レコード協会の統計情報を整理してみました。

まずは、近年好調と言われる有料音楽配信売上実績を金額ベースで見てみる。

今は携帯電話で音楽を聴かない私にしてみると、この数字には改めてびっくり。みんな、相当携帯電話で音楽買ってるんだね!2007年分のデータが1~9月だけのデータであることを見ても、成長市場であることが分かります。
てか、インターネットでのダウンロード市場って意外と…(略)。
あと、「その他」って何だろう。イメージが湧かないです。

そして、この数字とCD関連の売上金額推移と合わせてみる。

日本レコード協会にデータが存在する2005年以降、市場規模が回復してるじゃありませんか。因に、iTMSの日本での配信開始は2005年8月。
配信市場とCD関連市場の差異は販売チャネルでしかないとすると、今後間違いなくカニバって行くんでしょう。
マドンナやレディオヘッドがレコード会社不要のビジネスモデルを構築してしまったため、レコード会社としては依然として余談を許さない状況が続くかと。
日本の携帯電話産業は相当参入障壁が高いらしく、世界の音楽配信市況と比較しにくいと考えられますが、「配信」という方法論の有効性が示されたと思われます。

また、2007年の有料音楽配信のデータを見てみると、アルバムの販売数に比べ、曲単位での販売数が圧倒的に多い。およそ20:1。ここから考えられる仮説としては、「アルバムを買う人がますます減って行くのではないか」ということです。これまではシングルかアルバムしか買う選択肢は存在しませんでしたが、大半の音楽配信サイトのように全曲試聴可能であると、気に入った曲だけ買うという選択肢も存在可能になるのです。

となると、「アルバム」というパッケージの意味や重要性も変わってくるのではないでしょうか。
例えば、ライブを観に来たお客さんの知っている曲(好きな曲•嫌いな曲ではなく)がまちまち、なんて状況もあり得るわけで。そうなると盛り上がり方もバラバラで、ライブの一体感みたいなものは希薄になって行くような…。
逆に、ライブが素晴らしかったら、ライブ後に改めてアルバム買うとか、聞き落としていた曲を買うとか、需要を刺激することにもなりますね。そのためには、一聴しても聞き取れるデリバリーとかライブアクトの素晴らしさが、今後肝になってくるかもしれません。

「気に入った曲だけ買った」人たちの購買内容を分析しながら、ライブの演目決めたりする日も近いんでしょうね。(もうやってるか)


2001年11月新宿リキッドルームでのProduct Placementツアー時に、シスコ渋谷店でもらったDJ ShadowとCut Chemistのサイン。
シスコ渋谷店での一番の思い出です。

追記:
よく考えたら携帯電話で音楽聞くというよりも、
着信音ビジネスの成果な気がしてきた…。

2008年1月8日火曜日

沢尻、泥鰌、クレープ

美術館は人がいないときに行くに限る。
ならば平日の午前中か。でも月曜日は大半が定休日だから要注意。

みたいな感じで、清澄白河近くの東京都現代美術館で、
『Space for Your Future アートとデザインの遺伝子を組み替える』
を鑑賞してきました。

天気良いし。

建物は建築家・柳澤孝彦氏による設計。
先日のNHK『プロフェッショナル 仕事の流儀』でキュレーター•長谷川祐子女史が出演されていましたが、そのときの「面白そうな建物だなぁ」くらいの興味から、ツルッと行ってみようかと。思い立ったが吉日。
今回の展示では、タナカノリユキ氏による『100 ERIKA』と石上純也氏による『四角いふうせん』の出展は知っていたのですが、それ以外の事前知識はほぼ皆無。

『間宮兄弟』鑑賞直後の「沢尻エリカ…可愛い」感に捕われの身の私としては、一服の清涼剤。

この『四角いふうせん』、1トンですよ、1トン!
他に興味を惹かれたのは、
DEMAKERSVAN(デマーカスファン)の『レース•フェンス』と『シンデレラ•テーブル』
•Barbara Visserの『俳優と詐欺師』
•嶺脇美貴子の『mineorities』
(一番笑ったのは、小学生とその保護者による未来予想です)
特に、DEMAKERSVANの工芸品的魅力は半端ないです。カタログとか売ってないかな。
あと売店で東泉一郎氏よるデザインの『未来Tシャツ』がカッコ良かったのですが、ピンクのLサイズが存在しなかったので断念。てか、どのTシャツにもLが存在しないでやんの。チッ。

遅めの昼ご飯を食べに『伊せ喜』へ、人生初の柳川なべを食べに行く。よく言われるような匂いはほとんどなく、たいへん美味しい。むしろ、一緒に出てきたどぜう汁の方が、形もまんまだし匂いもある。汁そのものの味もしょっぱかったなぁ。ぬぅ。
ま、でも、初めての泥鰌体験としては好印象でした。

腹ごなしに神楽坂まで移動して、『ル•ブルターニュ』でおやつ。
大学時代以来の数年ぶりの入店。相変わらず美味しかったです。

夜はDVD観たり、前日は朝まで本読んだりして、今日は結構アクティブだったな。
あと、第三会議室SPの伊藤さんは(略)。

2008年1月7日月曜日

寒中見舞い申し上げます。

年末年始、特にどこにも行かずに家でゴロ〜っと過ごし、料理作っては失敗し、
改めて己の体温の低さを感じました。(テレビつまんなかったなぁ、吉本関連を除くと)
そら、どこかに「動く」というリスクを冒さない限り、「面白体験」というリターンは無いか。
というわけで、
本年も変わらず、宜しくお願い申し上げます。
今年は動きます。

(1月2日の麻雀大会が面子不足で中止になったことが悔やまれます。嗚呼。)


以下、年末年始の記録。

【読んだ本】
『パラダイムの魔力—成功を約束する創造的未来の発見法』ジョエル•パーカー著(1995年)
内田和成氏が大推薦していたことと、立ち読みしてみたら大学院時代に学んだ科学哲学でお馴染みの名前(トーマス•クーン)が出てきたのでこれをチョイス。
普段から当たり前と見なしている前提条件が、パラダイム•シフトと共に弊害となることが歴史上多々あった。それは天動説と地動説みたいに科学における事例もあるし、ビジネスに関わる事例もこの本では幾つも上げられている。
その前提条件を疑う視点を忘れないでいることと、「ひょっとしたらパラダイム変わってきてんじゃないの〜?」みたいな直感を培って行くことが大事なんだな。これって「クリティカル•シンキング」にも通じる話だね。
科学哲学を学んだときに、「(科学的に)真であること」や「(科学的に)正しいこと」が、容易く覆されてきた歴史に触れ、「真であること」の難しさや「論理の強力さ」に感動したっけ。そんな感動を科学に留まらない思考法にまで一般化して纏められたこの本は、やはり名著だと思うなぁ。「知的リベラル」を養うためにも、常に傍に置いておきたい本です。

【観た映画】
『間宮兄弟』森田芳光監督(2006年)
テレビで深夜にやっていたものを録画してダラ観。なんでしょう、鑑賞後のこの嫌悪感。冴えない兄弟と自分の冴えない部分が重なった故の嫌悪感か。それを楽しむのを意図されているのか。う〜。女性を誘う積極性も、兄弟間の反省会でご破算になってる気がする。というか、世界がこの兄弟で閉じてる気がする。
このインタビューを読む限り、「ハートフル•コメディ」を意図しているようだけど、この兄弟の行く末を考えるとそんな悠長なことは言ってられない気がします。くわばらくわばら。(あ、沢尻エリカのモノポリー奉行っぷりに萌える映画なのか。)



『大日本人』松本人志監督(2007年)
DVDを借りて鑑賞。いろんなコントで観られる松本人志氏の笑いのセンスが垣間みえ、そのひとつひとつは面白かったけど、映画全体で観た時は正直楽しくなかった。氏曰く「日本に対する思いが詰まっていますね。」とのこと。その思いがスッと入ってこなくて、未だにその思いを汲めたのか不明です。「観れば観るほど楽しい」ってこういうことなんだろうか。






【食べたもの】
『鬼亭』@渋谷
二人で結構肉(鶏肉中心)食べて約10000円。入店が遅かったので品切れのメニューもちらほら。注文できたメニューも女将さんが焼き方•食べ方を指南してくれ、美味しく頂くことが出来る。
今度は鍋食べに行こうっと(鍋は要予約)。
その後に行ったbreakthroughで、DABO氏がかけた新旧CrooklynDodgersが今年のお年玉になりました。