2009年4月19日日曜日

デカっ!

体調不良に伴い、粗食と安静と読書とネット生活を貪る週末。

そんな中、久しぶりに衝撃の事実に出会いました。
仲人はNHKの新番組『Wonder×Wonder』での、メキシコはチワワ砂漠にある結晶洞窟のレポート。
結晶といってもデカさが違います。

こんな感じ。

映画かよっ!
(写真はこちらからもどうぞ)

出演していた洞窟学の権威、フォルティス教授によると、これは石膏の結晶だということ。
地下水に含まれる石膏が長い時間をかけて水中で結晶化し、ここまで大きなったみたい。
(ちなみに、石膏の結晶化の速度は1年で0.02mm。ここまで大きくなるには50万年近くかかるとのこと)

この結晶洞窟のすぐ地下にはマグマがあるらしく、洞窟内の温度は45度近く。冷却服を着ていても1時間の滞在が限界。
洞窟を出たら、専門の医師によるメディカルチェックがあるくらい過酷な洞窟。
そんな危険な洞窟の神秘的な映像を家に居ながらにして見られるというのは、幸せです。そして、研究者のみなさんにリスペクトを。

番組の最後に、ゲストで出演されていた糸井重里氏が「この景色は今生きている我々にしか見ることができないと思うと感慨深いですね。」的な発言をされていたが、全くその通りかと。昔だったら、ここまで大きく結晶も成長してないでしょうしね。

そういえば、いつか訪れてみたいブラジルのレンソイス・マラニェンセス公園を教えてくれたのもNHK。
やはりNHKの自然番組は凄いなぁ。

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