2009年7月30日木曜日

飯と光と(2日目)

7時20分に羽田を発ち、飛行機とバスを乗り継いで9時頃金沢駅に到着。
数多ある美術館が10時開館なので、それまで散策。

10時過ぎ、21世紀美術館へ。
期間展示されている作品の中で、B-BANDJのラップが…。まさかここでB-BANDJを聴くとは。
おなじみ『タレルの部屋』に、1時間ほど籠る(というか空を見ながらホゲる)。平日であまり人がいない、あの空間は最高なり。
その後もしばらく美術館内を散策し、山本基氏による『100の迷宮』にやられる。

これ、全部、塩で出来ています(まだ未完成だとか)。半端なき。

お昼を『乙女寿司』で頂く。そういえば、カウンターで寿司を食べるのって初めてかも。
もうね、何から何まで美味い。今まで食べていたお寿司のほとんどは、まるで『刺身+酢飯』だったよう。
丁寧に調理された魚の切り身とふんわり握られた酢飯の一体感を感じる。
白眉だったのは「穴子」と「きじ海老」。金沢でも、穴子をツメではなく塩とすだちで頂くのは数軒だけだそうで、これが新鮮かつ絶妙。笹の葉にのせて丁寧に蒸された穴子も美味(おかわりしちった。そういえば、烏賊も塩とすだちと胡麻で頂いて美味。これもおかわりしちった)。うなぎをツメで食べるので、それとの差別化という意味合いもあるのかな。きじ海老もしっかりとして濃厚な味わい。あ、鯛の昆布〆も美味かったなぁ…。あ、鯵も…。あら汁も…。し、死ねる…。

レコ屋Hot Soul Cargoを探すも見つからず(後日、四様からラブロの4階にあることが判明。灯台下暗し。)。成巽閣まで散歩し、つくしの縁(てこの原理を応用した建築技法により柱が無い縁側)で昼寝。幾何学模様の屋根裏と静かな緑の庭園が心地よい。
兼六園内も散策。時雨亭で抹茶を頂きながら、さらにボーッとする(ボーッとしすぎて頭が腐るんじゃないか、と一抹の不安)。

メタルスライムに遭遇。

金沢城跡を北上し、everyday recordsへ。一通り掘ってみるが、特にめぼしいものはなく。patrick adamsものとフランスのライブラリーものを試聴。購入に至らず。そのまま近くにあるレコードジャングルへ。前評判通り「なにかありそう」なレイアウト。でも、いわゆる中古レコ屋というよりも古本屋を掘ってるイメージ。「なにもない」ときは、ほんと「なにもない」。何も購入に至らず。さらに、近くの近江町市場にいくも、ちょうど閉店時間どき。

片町に戻り、晩御飯。『アロス』で地の魚を活かしたスペイン料理を頂く。もうね、腹一杯頂く。ほろ酔い加減のまま、ホテルで読書してたら就寝(一日中歩き回ったから、足の疲れが心地よい)。

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