2010年3月4日木曜日

鍋〜高野山(初日)

静岡の実業家ヒロコが上京中ということで、ヤスコと我が家で鍋。
一足先にヤスコと飲みながら鍋や肴の準備を、酒飲みながら始めたのが運の尽き。料理が先に進まないw
ということで、22時前にようやく準備完了(と同時にヒロコ到着)。
結構良いマグロのトロが手に入ったので、ねぎま鍋に。(そのまま喰っても美味いけどネ)
みんな腹ぺこ。空腹は最高のスパイスです。(でも、トロは半生ぐらいが良いよね。喋りに気を取られて煮すぎてしまった。)
気づくと27時前。俺、数時間後に新幹線乗らなきゃ、なんだけど。と、みんな就寝。

まだ顔が赤らんでいる中、起床し、みんなとはお別れ。
ギリギリ8時に品川駅の新幹線に間に合い、いざ高野山へ。
新大阪〜なんば(御堂筋線)まではスムースに行くも、南海なんばでの乗り換えに手こずり、見事1時間の足止め。
南海なんば〜極楽橋までの道のり、駅が進むにつれて山奥をすすむ登山電車に。周りの景色は山山山。
1時間半ほどで終点の高野山の一つ手前の極楽橋駅到着。

ここからは、徒歩で1時間弱かけて高野山の女人堂まで歩くか、接続されているケーブルカーで昇るか。(むろん、おっさんは後者)
駅前からバスに乗り大門へ。この日は金剛峯寺を境に西側、大門〜種々の小さな院〜壇上伽藍高野山霊宝館金剛峯寺を巡る。

(写真は壇上伽藍、御影堂らへんかな)
平日の来訪ということで、人が全くいない。観光客もたまぁに見かける程度。
密教の聖地ということで、静かな方が趣がありますね。どの院や館に行っても静かだし、人の流れに邪魔されること無く、心行くまで鑑賞出来る訳で。良い良い。
白眉は高野山霊宝館と金剛峯寺の庭だったかな。
前者は、各菩薩像、各明王像が静かな館内で物凄い迫力で存在している訳で。あまりの迫力に腰が抜けそうになったよ、ホント。
なんやかんやと3〜4時間歩き回り、宿である福智院へ。
作庭家・重森三玲氏のデザインによる3庭園で有名な宿坊。庭に面した個室を手配して、独りホゲる。ここらへんから、周囲の大量の杉からくる杉花粉に悩まされる。季節を間違えたね、絶対。。
晩御飯の精進料理を頂き(梅肉の天ぷら、美味かったなぁ)、夜20時からの写経に備える。
写経は薄く印刷された般若心経を、筆ペンでなぞる、というもの。まぁ、テキトーにやれば、30分くらいで終わるだろうけど、ここは一文字一文字集中して、丁寧に書いてみる。1時間弱、筆ペンの筆先のまとまらなさ(と花粉症による鼻水)と戦いながら、なんとか書き上げる。静かに黙々とペン習字するのは久しぶりで、終わると何だか穏やかに。
部屋にもどって、転寝して一日目終了。

0 件のコメント: