2006年12月21日木曜日

辞典を読む


『語源で覚える英単語飛躍増殖辞典(島岡丘編著)』
大学受験時、英語の偏差値だけは良かった。その頃は英語はパズルみたいに思ってて、複雑な構文を解きほぐしたり、単語の珍しい使い方とかを覚えるのが楽しかった。
構文を解きほぐすに当って、プラモデルに例えるなら、『文章は完成したプラモデル、単語・熟語・慣用表現はパーツ』と捉え、その『パーツ』をたくさん知っていると文章も簡単に読み下せると考えていたし、現にある程度読み下せていた。
暗記が死ぬほど苦手な私が『パーツ』を覚えるに当って、心がけていた事は当然『極力暗記を減らすこと』。となると、単語一つ一つの丸暗記は避け、接頭辞・接尾辞や語源等の知識を組み合わせて、自分で単語帳を作っていた。当時はそういった構成の英単語帳は見当たらなかったので。
(今考えると、よくこんなことシコシコやってたなぁ)
で、この本。
何が素晴らしいって、ギリシャ語やラテン語の語源に触れながら、単語を紹介していくという構成が素晴らしい。脳のメモリがKB(キロバイト)レベルの私の頭には、暗記量もグンと減るので嬉しい限り。

名前に『辞典』とありますが、読み物としても面白いです。暗記が苦手とお嘆きの貴兄に。

ちなみにこの本、初版が93年。俺の大学受験当時にもあったじゃん!俺のバカ!!

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