2008年5月4日日曜日

どこまで実話なんですか…

ま、GWなんて、外出したって行列だらけで疲れるだけなんで、人が少ないところに移動する計画が無い場合はそそくさと諦めて、都内でやんわり過ごすのが一番だと思います。
思いっきり海外とか行っちゃって、現実の生活に戻ってこられないリスク a.k.a『五月病』もありますし…

『ラストキング・オブ・スコットランド』(2007年)
フォレスト・ウィテカーの顔に魅せられて、借りてしまいました。
1970年代にウガンダであった30万人近い虐殺を行ったイディ・アミン大統領(当時)と彼の主治医ニコラス・ギャリガンの物語。
Amazonのストーリー紹介には『スコットランドの医学校を卒業したニコラス・ギャリガンは、高い志を胸にウガンダのムガンボ村にある診療所へとやって来た。』なんて書いてありますが、私はそうは思いません。そもそも行き先をウガンダに決めたのは地球儀回して指差した所だし(1回目は「カナダ」を指したけどやり直す始末)、診療所に行くまでのバスでナンパしてセックス、診療所の人妻を即行で誘惑しているし…完全なる(根性の座った)ドラ息子でしょ。命を助けることにはひたむきでしたが…(もはや過去形)
そして、権力を掌握した途端に腐敗が始まる、典型的なダメ独裁者のアミン大統領。
ギャリガンが最後にアミンに向かって、
「あんたはまるで子供だ。だからかえってものすごく恐ろしくなるんだ」
と言うシーンがありますが、ホント、権力というものは使い方を間違えると恐ろしいことになることを、改めて考えさせられます。たった一人の大統領の意思決定でン十万人て殺されちゃうんですよ。しかも、これって近過去の話しだし…あぁ、怖い。

昔、こんな映画ありましたね…
『食人大統領アミン』
小生、観た事無いですが、前述の映画で、第3の妻の不貞行為の見せしめに手と足を取り替えてくっつける蛮行(現地の文明では蛮行とは思ってないかも知れませんが)をする辺りからすると、まんざら大げさでないのかも?ま、調べてみないと分かりませんが(諸説有る模様)。

何にせよ、食人文化が現在無い国に生まれて良かった…

0 件のコメント: