2007年11月14日水曜日

嗚呼

派遣自衛官の自殺16人=対テロ、イラク支援で-政府答弁書(時事通信)
『政府は13日午前に閣議決定した答弁書で、テロ対策特別措置法とイラク復興支援特別措置法に基づいて派遣された自衛隊員計16人が在職中に自殺したことを明らかにした。
 内訳は海自8人、陸自7人、空自1人。照屋寛徳氏(社民)の質問主意書に対する答弁書で、「派遣と隊員の死亡との関係は、一概には言えない。退職後に精神疾患になった者や自殺した者の数は、把握していない」としている。自殺が派遣中か帰還後かなど詳細は不明。』

海外派遣の自衛隊員、在職中に16人が自殺(産経新聞)
『インド洋やイラクなどへの海外派遣任務に就いた延べ約1万9700人の自衛隊員のうち、16人が在職中に自殺していたことが13日、政府が閣議決定した答弁書で明らかになった。社民党の照屋寛徳氏の質問主意書に対する回答。
 答弁書によると、テロ対策特別措置法に基づきインド洋に派遣された海自隊員は約6年間で延べ約1万900人。イラク復興支援特別措置法に基づく陸、海、空自隊員の派遣人数は約4年間で延べ約8800人に上る。
 このうち在職中の死亡者は計35人で、内訳は海自20人、陸自14人、空自1人。うち自殺者は海自8人、陸自7人、空自1人で、それ以外は病死が計7人、事故死・死因不明が計12人。派遣と死亡の因果関係は「一概には申し上げられない」としている。』

インド洋・イラク派遣のうち16人…政府答弁(毎日新聞)
『政府は13日に閣議決定した答弁書で、テロ対策特措法とイラク復興特措法に基づきインド洋とイラクに派遣した自衛隊員のうち、計16人が自殺したことを明らかにした。派遣した延べ1万9700人の0.08%。単純比較はできないが、昨年度の全隊員に占める自殺者の割合0.03%を上回っている。防衛省は「派遣と死亡との関係について一概には言えない」としている。照屋寛徳衆院議員(社民)の質問主意書に答えた。』

一方で、この問題。

守屋前次官、随意契約見直し認識 ミライズ便宜供与か(産経ニュース)

この「0.05%の差」をどう解釈しよう。
データとして上回っているのは事実。他に上回っているケースはないのだろうか。
何にせよ、(まさに)命がけで仕事してるのに、所属する組織のトップがこの始末だったら、やりきれないよ。
倫理なき文民による統制。

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